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インキュベーションFAQ

Q3.SWOT分析の方法について教えてください。
SWOT分析は、経営環境の分析・整理のために、また、経営戦略の整理・確立のために、大変有用なツールです。特に、市場・競合環境や自社の経営資源が流動的であるベンチャー企業にとっては大企業以上に活用価値があると考えられます。

 SWOT分析は、以下二つのステップで行います。分析行為そのものは大変奥が深いのですが、方法自体は簡単であると言えます。

第一のステップは、SWOT、すなわちStrength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、Threat(脅威)を整理することです。
下記のような表にしてまとめますが、表をきれいに作ることが目的ではなく、ビジネスの根幹にかかわる諸要因ついて深い考察と十分な情報収集・分析をおこなうことが求められます。

  プラス要因 マイナス要因
内部要因

強み

企業の内部要因による強みをまとめる。
競合他社より優れた点をまとめる。

弱み

企業の内部要因による弱みをまとめる。
競合他社より劣った点をまとめる。

外部要因

機会

自社のビジネスが関連する市場における事業機会をまとめる。

脅威

自社のビジネスに関連する、競争による脅威をまとめる。


  第二のステップは、整理されたSWOT要因を経営戦略の基本コンセプトに反映させるための方法の整理であり、このステップはクロス分析と呼ばれます。
クロス分析は、下記のような表にしてまとめます。ここでも表をきれいに作るのは目的ではありません。ベンチャー企業においては、左上のマトリックスに位置する、「強みを活かして機会をつかむ」の領域で自社の戦い方を決めることが最も重要になります。

  強み 弱み
機会

強みを活かして機会をつかむための手段をまとめる

機会をつかむための弱みの克服手段をまとめる

脅威

強みを活かして競争に勝ち抜く手段をまとめる

弱みのため競争に敗れることを防ぐ手段をまとめる


 上記、二段階のSWOT分析により得られた戦略コンセプトに基づき、具体的なスケジュールやアクションを肉付けして、戦略のアウトラインを構築していくこととなります。